中国語学習のニーズ増加に伴い、学習者が効果的なレベルアップの為に、到達目標として試験の合格を設定したり、企業が語学力の一定の習得度を測る基準として、試験のスコアや級の習得を要求したりすることが多くなりました。日本では中国語検定が、英語の英語検定と並びポピュラーですが、国際企業にお勤めの方や中国留学経験者には中国のHSKが広く認知されているでしょう。
HSKは受験者が級を指定し、300点満点の6割の点数を取れば「合格」となりますが、180点合格者と280点合格者では同じ級の合格でも語学レベルとしては差があると言わざるを得ないでしょう。
近年HSKの知名度の高上に伴い、HSKに合格する為の学習、HSKの級取得に偏った学習が見られるのも事実です。級取得に偏重しすぎる学習は、時に実用的でなかったり、実際のコミュニケーション時に力が及ばばい、ということが散見されます。学習の目的は人それぞれですので、HSKの級取得が目的の学習者が、よくない、理想的ではないということは全く有りません。しかし、中国語に限らず何かを学習する際、自分の学習の成果、また自分の現在のレベルを知るためのツールは必要不可欠です。
日本では英語の能力を証明する場合、一般的に英語検定、TOEIC、TOEFL、IELTSなど目的によって様々な試験がありますが、仕事で英語を使う場合、主にTOEICのスコアが重視されています。このページでは、中国語版TOEICとも呼ばれている、中国語コミュニケーション能力検定試験、TECCについての紹介と、受験について、ご案内していきます。
TECC公式HP 中国語コミュニケーション能力検定試験
※中国にお住まいの方はVPN経由での閲覧をお勧めします。
中国語コミュニケーション能力検定(TECC:Test of Communicative Chinese)は、その名が示すとおり、中国語によるコミュニケーション能力を測定する検定です。
断片的な知識や高度に専門的な内容ではなく、実際にコミュニケーションする際の中国語運用能力を正確に測定するため、出題内容も日常生活やビジネスシーンでよく使われる中国語を素材として厳選しています。
しかも、その評価方法として、日本で初めて1000点満点の「スコア表示方式」を採用。きめ細かく能力を測定できるため、何度でも受験でき、学習の目標やペースメーカーとして活用できます。(公式サイト:TECCとは)
蘇州、無錫エリアでは、2016年度に6月、12月、計2回の公開試験が実施されます。
第36回検定 実施日: 2016年6月12日(日)
<申込期間:2016年2月8日 ~ 2016年4月30日>
第37回検定 実施日: 2016年12月11日(日)
<申込期間:2016年7月1日 ~ 2016年11月12日>
費用はどのレベルの方も公開試験については一律 350元/人 です。
受験を検討中の方は、締め切りをチェックし、計画的にお申込みください。
TECCはTOEICと同じく、企業や団体を通して個別試験を実施することができます。
ラッフルズ語学センターでは、学習者の定期的なレベル測定、正確なレベル把握、モチベーション維持や、目標設定のツールとして、TECCの受験をおすすめしています。ラッフルズ語学センターでの実施以外にも、企業様や、諸団体様での実施のお申し込みなども承ります。
蘇州、無錫、また江蘇省エリアで実施を検討される方はお気軽にお問い合わせください。
担当者が詳しくご説明させて頂きます。
TECC個別試験問い合わせ、とご記入下さい。
蘇州園区校、蘇州新区校、無錫新区提携校の各校では、TECCの代理申し込みを受け付けています。
通学中のお客様以外のご利用も承っております。お気軽にご連絡下さい。
Eメールによるお申込みもできます。以下のフォームから、お申込み下さい。
追って各校担当者からご連絡差し上げます。(こちらのフォームの送信の時点で費用が発生することはありません、ご安心してお問い合わせください)
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